初秋のお見舞い申し上げます。
いや〜、涼しくなりましたね。
昨日は県内某町の宿で網戸にしていたら、窓の向こうの森からフクロウの声が聞こえてきて、その声を聞きながら宿に置き捨てられている流れ板の料理人による料理バトル漫画『包丁無宿』を読んでいるうちに寝てしまい、朝、すっかり寒くなって布団で震えながら目覚める塩梅です。
窓の外からヤマセミ鳴き声、あいかわらずのネット圏外、テザリングのスマホほしいでござる。
最近いろいろと日々が慌ただしく時間がなく本日記の更新が滞っています。
滞っている、といってもいつか追いついて更新する時間的な余裕は、うーん、すくなくとも来月一杯はないので、更新されないと思います。。。。。なんつって。
疲れがとれないお年ごろになって、寝ないと疲れがとれんとですよ。
今日は朝、積み残し作業を消化しに山へ。
ドライブミュージックは、先日金沢の
モカ師匠より頂戴した
和ラダイスガラージのステキmix。
たこ八郎の歌とピラニア軍団の歌、硬派銀次郎の歌がたまらない。
過疎の限界集落周辺を走るリッターカーの車内に間引かれた音域でこだまする昭和歌謡。
お山も涼しくなって、コテングコウモリも最初は冷たく、活性低く手の上でじっとしている。
秋だなぁ。
お山様、お元気かなぁ。
家人のお手伝いもあって早々に帰宅後、家人と動員された義母と一緒に氷見うどんをいただいたあとでオンデマンドであまちゃん最終回を観る。
クライマックスシーンの北三陸の海岸、種市センパイがお魚になってから半年、天野アキが手を引く幼い長女天野ふゆ、「海のかなたより訪れしもの、汝の名は」その横で鈴鹿ひろみが歌う音の外れまくった「だんご3兄弟」が海岸にこだまして、そのノーフューチャーな雰囲気に海女クラブとストーブさんが凍りつくシーンにぐっときましたね。
あ、そんなシーンはなかったです、はい。
ワタシの思うラストシーンでした。
NHKあまちゃんホームページより
チーフ演出・井上剛 インタビュー 後編|NHK連続テレビ小説「あまちゃん」
http://www1.nhk.or.jp/amachan/special/0928_3.html
『お座敷列車が走るときも、たくさんのみなさんが沿線で手を振ってくれました。また、今回のお座敷列車は前回(第9週)のお座敷列車とは違って、外の風景もしっかり撮ると決めていました。まだ被災の爪痕が残るところもありますが、それを映像に残すことは外せないと思っていました。
普通、台本にはセリフやト書きが書かれています。でも、そのシーンには“潮騒のメモリー”の歌詞が数ページに渡って書いてありました。ぼくは、それが(脚本家の)宮藤さんからのラストメッセージだと思えたのです。『来てよその“火”を飛び越えて』というのは、多分『来てよその“日(3.11)”を飛び越えて』。「また東北に来てね」ということだと思います。「思います」と言ったのは、フツー、そういう大事なことは、作家と演出家なんだから話しておくことなんですが、2年前からのお付き合いだというのに、ご本人に僕聞いたことがないんですね。宮藤さんも言わないし。でも、なんかそういう「想像にお任せします」的なことが個々人にとって大事な現場だったんです。
だからまあ、僕にいたっては、お座敷列車の中だけでなく外を映したかった。そして、そこに歌詞がかぶるようにしたかったのです。』