寝床で鳥を見る

(なまけでこ増量中の備忘録的日記)

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2020.05.01 Friday

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2012.01.31 Tuesday

さいきんの野鳥

通院、月末のいろいろ。
夕方、通りかかった新荘川で高知では珍しいコクガンを観ながら日没。

2012.01.30 Monday

映画『ロボジー』、『ヒミズ』

夜、シネコンで映画『ロボジー』と『ヒミズ』を観た。
『ロボジー』は、矢口監督が「もしもロボットの中に人が入っていたら」という思いつきを映画にしたと語っていたが、本当に思いつきを映画にしただけだったので驚いた。演技は概ね微妙だがヒロインがかわいかった。とにかく小さな話で物語のアウトラインからもっと工夫が欲しいと思う。例えば、それは冒頭開発者の3人が登場した場面のモタモタしたもっさり感から既ににじんでいた。ホントに監督どっか悪いんじゃないのか?
『ヒミズ』は、大震災後の日本を背景に「人間としてダメな大人である」両親を持つ中学生男女の物語なのだけど面白かった。が、登場する若者達がどいつもこいつもやたらと刃物で人を刺しそうなので、日本は大変なんだなぁ、と思った。日本の最近の物語世界は「成熟した子ども達が人間性の完成には程遠い問題のある親や大人、あるいは老人となんとか過ごす物語、少年少女の成長を描かなくなった」という傾向があるらしいのだが、この物語には、少年の心の成長や救いのある(ような)ラストだったのでよかった。が、もしもこの愛溢れる、いや溢れ過ぎてちょっとメンヘラというかヤンデレ的ヒロインの登場が無ければ、なんて呆れるほどノーフューチャーな物語。終わりなき日常が大震災によって断絶したとしてもやっぱり悪夢よりヒドい日常が終わりなく続く。現実にはそっちのほうなんだなぁ、と思うと日本は大変なんだなぁ、とまたも思った。もうちょっとさらっと、もうちょっと短ければ、親とか学校とかいろいろなものが憎い憎いティーンズには観て欲しい映画かもしれない、あまりエロなシーンも無いし。なんにしても、作品に時代性をいくつもしかも力強く織り込むことにチャレンジしているのは評価すべきと思う。
また、最近の園子温映画のいろんな人物が出演してい楽しいが、窪塚洋介演じる泥棒も上手だった、「ロボジー」のヒロインもチョイ役で出ていた。手塚とおるもちょいと出ていて「あ、手塚とおる」とつぶやくと横の家人が、違う、と否定した。家人は何年たっても手塚とおると手塚眞を混同している、人はなかなか変わらないもですな。
(追記)話は変わって映画「ヒミズ」を見て思うのは、評価が高い去年公開のスタジオジブリの映画「コクリコ坂から」についてワタシが特に評価できないと感じる部分、『主人公らが前へ進もうと頑張ると「オーバーローダー的(超越権限者・支配者的)なものわかりのいい大人が登場して解決、しかも主人公以外に由来する背景もそれなりの要因」や「シビアな運命も実は勘違いだったと判明」など主人公の苦悩や頑張りと直接リンクしない問題の解決』のこと、『舞台の「海辺の町」と地続きの「その外側のスポイルされつつある日本」が描き分けられていない』こと、ってのはやっぱり惜しい点としてあるんじゃないかと。ただの苦労好きが評価されるってのもねぇ。
ところで、また、話はかわって。ジブリと言えば家人がニコニコ動画で探してきた岡田斗司夫の番組の中の発言にある「トトロの製作からカットされた短いシーン」という都市伝説?の話題が楽しかった。(詳細はこのへんのリンクから番組を視聴してください。)

「ロボジー」を観てから映画『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』の予告を観たら、ハリウッド映画の底ぢからを感じた。邦画、大方ダメだな、海猿予告とか、荒川アンダーグラウンド予告とか。
映画「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」予告


映画「ヒミズ」予告

23:26 | 映画 | - | - | pookmark |
2012.01.29 Sunday

鏡川自然塾『鳥類フィールド実習』 シンポジウム『どう守る三嶺・剣山系の森と水と土 ―シカ被害対策を考える・シンポジウム(5)―』


鏡川自然塾『鳥類フィールド実習』に参加。
熊沢さんの生プラナリアも何故か登場。


終了後、昨日シノリガモがいたそうなので、海辺にいってみたが、ウミアイサとカンムリカイツブリが遠くに見えるだけ。
時間が無いので急いで移動。

シンポジウム「どう守る三嶺・剣山系の森と水と土 ―シカ被害対策を考える・シンポジウム(5)―」をのぞいてみる。

シカの食害によって植生が破壊され、表土が流出し崩壊が進む山。

わんぱーくこうちアニマルランドの獣医師早川さんのご報告も。

帰宅後PC作業。
親知らずなのかアゴが少し痛い。
家人が「やはりジブリはすごい、ジブリの映画を全部見直したい、繰り返しみたいからDVDを買いたい、なんぼすんの?まずはポニョは?」などと壮大なことを言いはじめて。
アマゾンだとブルーレイで7,000円くらいです・・・・・・。
夫婦、沈黙。
レンタルにするか。

2012.01.28 Saturday

さいきんのささやかな悩み

最近のささやかな悩み。
節分豆をたくさん食べると便通がよすぎることです。

道路のスミの日陰に残った雪の上の
ノウサギのあしあと

タヌキのあしあと

多分テンのあしあと

サルのフン

白黒つけるぜ!、なガードレール

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家人と夜外食に行き、近いうちに魔法少女まどか☆マギカを観ねばならないとおもうのだがどうしたものか、電脳コイルの例もあるし、という話題になる。小池一夫もツイッターでひんぱんに上げてるしな魔法少女。困ったものです、中年夫婦。
先日、とある事情と家族サービスの一環で、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版序」のDVDをアマゾンで購入した。
なんだかDVDが高すぎるので困ったが、以前中古を買ったら後半ほとんど再生できなかったので、新しいやつじゃないと不安だな、と思ったが高い。
アマゾンで色々見ていると、北米版というのが内容は同じでずいぶんと安いことがわかって購入。
北米版を見てみた。
日本語字幕表示が無い、字幕は英語字幕だった。
うーん、小さい音のセリフは聞き取れないんだよね。
タイトルの製作プロダクションのの音が無い、また、エンドクレジットがない(訂正:ありました、宇多田ヒカルでした(-_-;))という微妙な構成だった。
特典として?ドラゴンボール改の予告やクズっぽいアニメの予告が収録されていて、微妙な気分。
家人に、なぜ日本語版を買わず、また安物を買って同じような失敗を繰り返すのか?と寝床の中で詰問される。
高すぎるんだよ、邦画のDVD。
ちぇっ、そういう生き方しかできないのです。

2012.01.27 Friday

コレだからネコってヤツはヽ(`Д´)ノ

村内放送でお昼のメロディが流れ、弁当を開く。
もぐもぐ食べながら、向いに見下ろす屋根の上にネコが見える。
山間の薄い冬の日差しに仲良く日向ぼっこか、もぐもぐ。
仲良きことは善きこと哉。

もぐもぐ、数分後。

お前、目つき悪いな。
そんなんじゃロクなニンゲンにならないぞ。
もぐもぐ。

2012.01.26 Thursday

この冬一番の寒波は、やはり寒い

高知も山は寒い。

ノウサギのあしあと

リスの食痕



2012.01.25 Wednesday

今日もコウモリ調査に同行のまき はちきんガールズ「土佐のあか牛ウッシッシ」

四国自然史科学研究センターの方のコウモリ調査に本日も同行させていただく。
今日は近県の人工穴へ。

雪だー、と盛り上がる南国土佐人号。

セトウチはあったかいよね、と穴めぐり。

ユビナガコウモリ

うどんだよね、うどん、うどんと「うどんスイッチ」が壊れた人が車内に何人か。

うどんを食べたら穴めぐり。
穴を探しながらうどん屋の看板も探す。

モモジロコウモリ



暖かいはずなのに、吹雪、吹雪、気温は摂氏ゼロ度。


でも穴の中は10度を超え、中には15度近い場所も。
あたたかいぜ、アンダーグラウンド。

ユビナガコウモリ


本日もありがとうございました。

夜、終了後、明日からの作業の宿舎に移り茶話会となる。
話題は、いつもどおりの「世の中どーなってんのさ」くだまきモドキ話とフェイスブックやツイッターはやるべきかどうか話、なぜスマホでwindows phoneを選んだのか(それは誰も使っていないから)話、windows phoneとキネクト技術の話、ソーシャルゲームと位置ゲーと環境位置ゲーと金吸い取りモバゲーとかの虚業憎たらしい話、高知もソーシャルゲームに県が金だしたようとかいって県知事記者会見しているローカルニュースやってた、なんてこっ恥ずかしい話、なんかブームだからって行政がしたり顔でそれにちょこっと参入して活性化とか言うのって猪口才だよね、アイドルブームっだからご当地アイドルとかもさー話、いえいえ、ご当地アイドル最近どう考えてもアレなのが、自噴温泉のごとく各地で噴き出しているらしいいですよ、例えばコレ!
と紹介すると、その破壊力のスゴさに県外の皆さんが、お”ー!っと激しく盛り上がり笑い転げたのです。
ローカルなコンテンツの力が発揮された瞬間です。
飲み過ぎ。
高知のご当地アイドル”はちきんガールズ”「土佐のあか牛 ウッシッシ」

えーっとね、はちきんガールズの「はちきん」ってのは、高知の女性は男4人に相当するくらいのしっかりさんで(あれ?男を4人押さえているんだっけ?)、つまり、キンタマ8個持ってるからはちきんらしーですよ、と説明するが、信じてもらえない。
ちなみにコレを発見した家人は、新潟のご当地アイドルryutistの下手さを絶賛中。
ryutist「若者のすべて」

2012.01.25 Wednesday

メモ:CINESTARの空撮映像

CineStar 3 Axis Gimbal from tabb firchau on Vimeo.



ちなみにコチラのAR.Drone Blue PF720002は、2基のビデオカメラを搭載し、動画をiPhone / iPad / iPod touchの画面にライブ・ストリーミング、iPhone / iPad / iPod touchタッチパネルによる操縦。
アマゾンで購入可能。



革パン先生こうてください。

08:45 | memo | - | - | pookmark |
2012.01.24 Tuesday

今日もコウモリ調査に同行のまき

寒いけど、よいお天気。
全国的に雪なのだが、さいわい高知は冬の晴天。

四国自然史科学研究センターの方のコウモリ調査に本日も同行させていただく。
今日は近所の鍾乳洞へ。

せまい岩の隙間を体を横にしながら進んで行く気分は映画「128時間」。観てないけど。


岩の隙間を進んで行くと、行き止まりとなった奥は高さ20mくらいはありそうな水の無い高い滝になっており、その上に冬眠中のコウモリの集団がいた(見上げた画像)。
ふぅー、ようやくいましたか。
・・・・・よくまぁ、こんなトコロにかたまって。
何年ぶりの確認記録となるのでしょう。

やれやれ、一安心。
明るいキモチで下山です。

その後、仕事に行って

道端にふきのとう。
アスファルトを突き破るふきのとう。

帰りに近所のコウモリのいる穴を確認して帰宅。
ほとんどいない。

一年中で一番少ない、どこかに暖かい越冬地があるのだろう。
どこだろうか。
コキクガシラコウモリ

モモジロコウモリ


2012.01.23 Monday

コウモリ調査に同行

一年の計は元旦にあり。
今日は、旧暦の1月1日で・・・・、とラジオビタミンの村上さんがおっしゃる朝。
風邪気味。
仕事のあとで四国自然史科学研究センターの方が行かれる某県の洞窟コウモリ調査に同行する。

雪がいう路面は今日はキレイに溶けているが、小雪が舞う。
寒い、山は寒い。

先日レアな種類がいたという洞穴に到着。



テングコウモリが2頭くっつく。
このコウモリは、何故かまだ高知では数例しか見つかっていない。

おしくらまんじゅう状態のキクガシラコウモリ。

そんな中に1頭テングコウモリがまぎれている。
ギュウギュウ詰め。

岩の割れ目にモモジロコウモリ。

別のテングコウモリ。
遠いので画像がガビガビ。

別のテングコウモリ。

穴の奥には地下水のプール。
残念ながら、先日いたレアなコウモリや期待のレアな種類は今日はいなかった。

時間交通規制に阻まれながら、次の場所へ。

「国の調査で名も高く」って、ロードマップにも、ネットに地図にも載ってないんですけど。

ここは、コキクガシラコウモリが多い。

中に1頭、部分白化の個体。
おぉ、白いねー。



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夜、スーパーで半額シールのついた南氷洋クジラを家人に買ってもらう。



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