ご城下の水辺での作業。
日差しはまだ案外暑い。
胴長に穴があるのを発見する。
ちべたい、ちべたん・ますちふぅ。
午後、作業を終了、スーパーでトイレを借りたあとジュースを買って空いているレジに行く。
すると、レジカウンターの上にカゴにも入れない品物が無造作に積まれたまま。
その買い物の主はどこかに行き、レジ打ちの人の手が今まさに空いたので、私のジュースをレジしてもらう。
ふぅー、ご城下は怖いよねー、レジに積まれたこれは「男前な買い物」か「アレなヒト」のどっちかだよね、きっと。どっちもあんまり関わりたくないなぁ、と思ってレジをして、ふと振り返ると戻ってきたのは
テルツォ・テンポの店長さん。
ぎゃふん、「男前な買い物」の方だったかぁ。
ご無沙汰しております、おかわりありませんか?とご挨拶。
どうしたんですか、こんなところで、そんな工務店みたいなカッコで、と店長。
いや、仕事なんですよ、仕事着。今日は企業の手先なんです、勤労中なんです、もう終わってこれから郡部に帰るので、またよろしくお願いします、とスーパーレジ周辺でなんだかわからぬ談義。
おじゃましました、すんません。
帰りの日暮れ前1時間ほど、ぶらぶら鳥を探す。
国会中継を聞きながらクロハラアジサシを観る、遠すぎる。
東京電力に破防法適用したらいいんじゃないの?
夕方、強力な西日。
ウルトラセブン的な画。
アカアシシギ
とある田んぼ、日暮れ前。
ムナグロやコチドリがわりとたくさん見える。
今日は結構いるのね。
ムナグロ。
見ると前方に車が駐車していて、なにやら写真をとっているような人が見える。
野鳥の撮影かな、珍しいな。
見ると白くて非常に細長い不思議なレンズをつけている。あれは、
デジ・ボーグのシステムか、初めて見た。
て、ことは。
地元の野鳥の会の方でした。
向こうも気づかれて、ご挨拶となる。
あちら「
ハジロコチドリ、いるらしいですよ」
え!まだ、見たことない野鳥。
しかし、識別ポイントが思い出せず、今日は野鳥の図鑑もない。
ぬかったー。
確か、クチバシが短いとか、クチバシのとこがオレンジ色とか、そんなんだった気がするけど、あちこち遠くを走りまわってるコチドリと区別がつかんよね。
まぁ、仕方ないわね。
とりあえず見るけど、どうせわからんから、と、田んぼを歩いているシギを観る。
ハマシギ・・・・かなー、わからーん。
と、その手前を駆け抜けたチドリに視線が吸引される。
ごわ、ハジロコチドリ。
ぎゃふん。
ラッキー。
ただし動きが非常に早く、いなくならないかドキドキする。
なんとか写真を撮りたいが、動きが早いし西日が暗くてもうキビシイ。
うーん、とうなっていると、決まってかかってくる電話。
でんわ「今、大丈夫ですか?」
ワタクシ「はい・・・・・。」
こういう時の電話は、決まって急ぎもしない内容で、おまけにずいぶんと無意味に切れないのは何故か。
やはり神はいるのか、いつも意地悪な神が。
電話中に飛んで、遠くの空に消えた。
帰宅後、家人から怒涛の今晩明日の作業工程が告げられ衝撃を受けた、明日も外出仕事なのに。
が、改めて確認するとそうでもなかった。
ふぅー。