地域の自然環境活動を通じて理科学習の充実や経済的にどうにか収入につなげることにできないか、というシンポジウム「すさき いきものよもやま話」に行ってみた。
おぉ、すさき。
四国自然史科学研究センターが講師。休耕田復元によるカエル繁殖地の変化の状況は、カエル相の変化が少し意外な展開であった。興味深い話題だった。また、環境と地域への取り組みの先進事例として、四国の2施設団体の方のお話があり、こちらも勉強になるのでした。
で、会場で10数年ぶりに高知の哺乳類を調べていらっしゃった方にお会いしたりしたのです、「たにぞうくん、何か団体もっていたら助成金が申請出来るよー。オヒキコウモリ?あれはいるでしょ、もともと。。。」いきなりセールス・トークで洗剤なんか買わされちゃいそうな勢いなのですが。なかなか、ヒトのつながりとは、縁が切れたようでつながっているもので、袖触れ合うのも多生の縁、ぽーにょぽにょぽにょ真鱈の子、「三回忌 乳飲み子抱いた 未亡人」(川柳のらりくらり 週刊文春12月16号より)ってことなのかなー。
それはさておき、魚屋のなまこ価格が非常に魅力的であった。「自分で切ってね。」と、はいはい切りますよー、と購入したかったのですけれど、ちょいとすぐには帰宅しない予定だったので、保留です。
魅力的価格。あの100円の袋の中は、なに?
地域の団体のチラシ。
モチーフは名物?のウツボなのですけど。
うーん、予算かかってるけど、何かを間違えているような気がしないでもないような。。。。。
噂の鍋焼きラーメンをお昼に食べる。
注文して来てから気付いたのだけれど、ワタシは猫舌で食べるのに苦労することになった。
やなせ。
街路の標識。
海辺の駐車場。
対岸に太平洋戦争末期の特攻兵器「回天」だっけ、「震洋」だっけ?かの格納穴が見える。
ユビナガコウモリがいるんじゃないか、そんな話になる。
で、宿舎の民宿に早めにチェックイン。
部屋の名前が野菜という異色のセンス。
オクラの間に宿泊。
まもなく「お風呂の準備が出来ました!」とお声をいただいたので、同室のMさんと、じゃぁ、汗でも流してからビールを一杯やりますか、平日ですけどいいですか、ということになり、風呂に入る。
が、湯船に入ってみると、お湯がまだ水だった。
うーん、寒い。
熱湯をじゃんじゃん注ぎながら、少しずつ温もってくるお湯に浸かっていると、脱衣所の携帯電話が鳴り始める。
はいはい、全裸で風呂場でエコー・トーク。
Yさん「いま、どちらですか?」
ワタクシ「えーと、風呂場で全裸で湯船の横です。」
Yさん「あはははは。干潟を観に行くのですが、よければ行きませんか?」
ワタクシ「行きます、行きます。」
寒い。
風呂を切り上げて、Mさんのクルマで干潟に向かう。
Mさんのクルマに見たことのあるなめした皮がのっている。
おぉ、これは、解剖会で剥かれたタヌやん。
上手になめしてある、冬毛ふわふわでムートンみたいだ。
3人の娘がいるMさんに、それぞれの子でタヌやんについての反応が違うことを教えていただく。
夜、居酒屋で懇親会。
地元に暮らす革パン先生に無理言って来てもらったので、簡単にご紹介。
革パン先生「えーと、ハカセ(ワタシの事)は・・・・」
しー!、ストップ!
解説すると、私たちの目の前に座られている少なくともこの4人とあとそっちの方にも奥の方にも。並んでおすわりなのは本当の博士、魚やほ乳類や鳥のリアル博士なんです。いつも言うように、ワタシは「ハカセ担当」なので、その言葉は言っちゃ、ダメでござる。ハカセ・グループや地元の方になにか妙なのが間違って混ざってしまって、ビールを飲んでいる、そんな感じなのですよね。