午後、家人に散髪してもらう。
少し伸びただけで、暑くって、早く散髪したかった(正しくは「していただきたかった」)。
家人が「温泉に行って髪質が変わったのでは?」と言う。
いや、それは共同浴場に置いてある良くわかんないメーカーの大瓶日替わりシャンプーたちの働きじゃないの?
気のせい気のせい。
そういえば、落ちる髪を見て、白髪が混じるのにわずかに気付く。
あぁ、私も中年、苦労してるのだな、しかしひとかどのニンゲンとは、あいかわらずほど遠いところにいる、だって何も努力していないから、としみじみなる。
"Man muss erst jemand sein, bevor man etwas tun kann."
「ひとかどのものを作るには、ひとかどの人間でなければならない。」
と、ゲーテはおっしゃったとか、ドイツ語読めないのよね。
長めの白髪。
・・・・・・・そういえば、先日、家人が大正生まれの家人の祖母を同じ散髪用ケープで散髪したのだった。
あらららら。