寝床で鳥を見る

(なまけでこ増量中の備忘録的日記)

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2020.05.01 Friday

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2009.12.31 Thursday

今日もカモ詣で

今日は朝から家人と義父母とカモを見に行った。
あぁ、強風で寒風吹きすさぶ。
海にも雪雲、山には雪が舞っているのが見えるが、このあたりは割と天気よし。



波間のシノリガモが浮き沈み。
短く浮かんでは、直ぐに潜水。



夕方、お客さんと年忘れ夕食宴会。
おいしい食事をいただいて、あたたかく楽しい大晦日となる。
紅白は嵐が良かった。
布施明もっとバリバリやって欲しかった。
夜中のさだまさしの番組が始まったが、飲み過ぎて眠いので寝た。

2009.12.30 Wednesday

シノリガモを初めて見た

曇った夕方、家人とお隣のいくみちゃん(スッポン少女改め飼育にわとりの玉子販売&自分の砥石を持つ小学3年生)と海辺にイヌの散歩に行った。
数週間前のいくつかの野鳥ブログに、シノリガモという北の方のカモが来ていたという話があったが、例のごとく場所が不明。なんとなくここかな?と思い、あたりをつけて天気がイマイチだが来てみたのだった。
カモいない。
しばらく探すと、ようやくヨシガモ、コガモが現れる。
アオサギ多し、カモ少ないし。
ツバメが土手を飛んでいる、暖かいからここでは越冬するのかも。

波打ち際を観る。
凪いでいる波間に、ぱらぱらと数羽の鳥カワウ、カンムリカイツブリ、そしてカモ。
遠くにアシカのように見える生物は年末サーファーか?
何ガモだ?海ガモかも。
一羽ずつ確認していく。
「あそこ、カモがおるんちゃうん?」
家人が言う。
はいな、ただいま確認中だよ。
一番近くの鳥を観るとクチバシの横に大きな白い模様。
おぉ!

シノリガモだ。
つい、声が上がる。
家人も声を上げる。
変な模様だ、一羽だけだ。
かっぱさん、ごめんね、高知でまず観れないって言ったけど、見れちゃったよ。

波打ち際近くで餌をとっているようで、20秒ほど水面を漂ったあと、1分程度の潜水を繰り返す。


しのり(晨)は、朝・夜明けの意味。黒地にえび茶色のグラデーションが入るので、こういう名前がついたのだろうか。(あれ?白い点を夜明けの金星に例えたんだっけか?)
英名では、Harlequin Duck(道化役者のカモ)、道化役者の顔のペイントのようだからとか。


近くで寝ていたカンムリカイツブリも目を覚まし夕方になる。

雨も降りそうな気配。

2009.12.29 Tuesday

ツルを探しに行ったがいなかった。


リクエストもあって、播多の方へ家人と義父母と一緒にツルを探しに行った。
早朝に出発し、曇った浜辺でおにぎり弁当を食べてから、昼までツルを探してまわったがいなかった。
もともといないのかもしれない。
ツルを呼ぶデコイを見てから、ウドンを食べて、喫茶店でコーヒーを飲んでから帰宅した。

秋にはいたらしいのだが、最近はどっかいったのかしら。


水辺のミサゴ

水田のタシギ

川のオシドリ



海辺は温暖なのか、港には伊豆みたいにアロエが雑草化しつつあった。
あったかい地方っていいね。
夏に泳ぎに来たいでござる。

2009.12.29 Tuesday

memo:今も昔もタテワリ

(映画『ゼロ・ファイター 大空中戦』についての解説の中で)
『部品規格等が統一されていなかった当時、同じゼロ戦でも製造工場が違うと部品流用もまず出来なかったのが、実情。
海上自衛隊のイージス艦においても、たとえば三菱長崎製の「こんごう」の乗員が石川島播磨製の「ちょうかい」に移ったりすると、機器や計器の仕様や配置が微妙に異なるため戸惑うらしい。
”旧軍の尻尾”はこんな形でも現代に残っているのである。』


(映画『連合艦隊司令長官 山本五十六』についての解説の中で)
『撃墜された山本搭乗の一式陸攻は映画のようにジャングルに突っ込んで爆発炎上したのではなく、むしろ胴体着陸に状態だったのだ。それどころか、山本をはじめとする数名は墜落後もしばらくは(半日〜1日?)生きていたが、最終的に全身打撲等がもとで死亡したらしい。それを、アメリカ軍戦闘機の機銃弾を浴びて機上戦死とした日本海軍の思惑はなにか?
華々しい戦死を演出しようとしたのか、あるいは、もっと迅速に救出すれば助けられたのではないかという批判が出るのを殺すためか・・・・・。』

(いずれも「東宝特撮総進撃」中の大久保義信氏の解説)


20:28 | memo | - | - | pookmark |
2009.12.29 Tuesday

memo:魚類のウロコ、爬虫類ウロコと両生類のウロコなし

◎魚類のウロコ、爬虫類ウロコと両生類のウロコなし
『両生類のもとになった魚類とは、今われわれが普通に「魚」といっている魚類ではない。
今の魚は最初の両生類よりずっと後になって生まれてきた。両生類の先祖になった魚類とは、シーラカンスとか肺魚とかいう、「古代型」の魚だった。彼らは「ひれ」というよりは肢に近いひれを持ち、それが両生類の肢となった。今われわれが「魚」とよぶ近代型の魚類は、その肢に近いひれをまったく肢ではない完全な「ひれ」に代えてしまったのである。
こういう古代型の魚にウロコはなかった。だからそれらから生まれた両生類にウロコがなかった。だから、それから生まれた両生類にウロコがなかったのも当然だといってよい。魚のウロコはもっとのちの「発明」なのである。
近代型の魚たちは、骨を作るのと同じプロセスでウロコを作り出した。皮膚の中に丸い平たい骨をたくさん作ることにしたのである。(中略)一方、ウロコのない両生類は、体を粘膜で覆ったり、皮膚を厚くした。そして両生類から進化した爬虫類は、皮膚の表面を角質で硬くしたウロコで覆うことにしたのである。
爬虫類から進化した哺乳類は、平たい板状のウロコをいわば細かく裂いて「毛」に変えた。(中略)
同じく爬虫類から進化したが、哺乳類とは違う方向に進化した鳥類は、爬虫類のウロコを、毛ではなくもっと複雑な構造の「羽毛」に変えた。』
(「動物の言い分 人間の言い分」(日高敏隆)より)



2009.12.28 Monday

memo:脂肪親類

『葬送豆知識 真肉親類 脂肪親類
かつて沖縄では死人があると親類縁者がその肉をたべるというような風習があったといい、近い親類を真肉親類、遠い親類を脂肪親類と呼ぶのは、それに由来すると伝えている。(伊波普猷「南島古代の葬制」より)』
(怪027号より)

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昨日購入した東宝特撮総進撃 (別冊映画秘宝)を読んでいろいろ発見があり、つい深夜まで起きてしまう。
「怪獣総進撃」(1968年)のパリ凱旋門下に地中より出現するゴロサウルスの有名なシーンとスチル。
←ゴロ
確かに、なんで地中からゴロサウルス?と子供のときから思っていたが、本書を読んで
「地底怪獣バラゴンの予定だったが、バラゴンのぬいぐるみを円谷プロに貸していたので、スケジュールの都合上、脚本そのままでゴロサウルスで撮影」という内容の大人の事情について衝撃の記述。
疑問が30年を経て解決。
長生きするものですね。

↑バラゴン

11:00 | memo | - | - | pookmark |
2009.12.27 Sunday

映画『カールじいさんの空飛ぶ家』

スープカレーを食べたことが無いワタシ、そしてCOCO一番屋に随分行ったことが無いという家人。
夜、ココイチでスープカレーを「なんだ、フツーのカレーと同じ味なんだ」と楽しんだ後、シネコンにレイトショー映画『カールじいさんの空飛ぶ家』を観に行った。
いやー、スゴい人気、アバターじゃなくてワンピース。
東映、今年は儲かったな、ますますアニメ傾倒だな。
そしてワタシたちは、ピクサー社の3Dアニメをヘンな眼鏡をかけて目をチカチカさせながら観るワケです、はい。

カールおじさん、すごい映画でした。
とにかく面白い!ピクサー社の底力がめりめり地面を割ってへんなタケノコがあちこちからでるような、そんな力強い面白さ!
突っ走れジイさん、泣いてるヒマなんかないじゃんか!
悲しみからの心の癒しや再生か?と思いきや、老人の大冒険活劇でビックリ。

なんというか、話に隙がない。
こうなるのかなー、と思わせながら、そう進みながらさらにスゴい物をバンバン真っ向勝負で投げ込んでくる。
おまけにバカバカしい上にかわいらしくて、そして泣かせる。
物語も絵も演出も、スゴい設計です。
どうやったらこんなものを思いつくのか。

泣いて笑って泣いて。
もうずいぶんとの最近、涙腺が緩いのですが、始まっていきなりのシーンであたしゃもう涙がボロボロ出て大変でした。
テーマは「別れ、いくつもの別れ、そしてそれを乗り越えて新たに得るもの」なのかなぁ。
これがアメリカン・スピリッツ、アメリカ社会の背骨、新たな関係の創造と共存への出発、そして「Sprits of adventure」なのかなぁ。
日本人には無いメンタリティかもしれないけど、日本だからこそ同じように感じいる部分もあるのだと思う。
世の中の老若男女、そして「崖の上のポニョ」で少し急ぎすぎたスタジオジブリにも見て欲しい作品です。

追記:この映画「3D」はあまり効いていないので、もしかしたら「2D」の方が、絵はキレイに観えたんじゃないだろうか。

本屋で東宝特撮総進撃 (別冊映画秘宝)を購入。

23:08 | 映画 | - | - | pookmark |
2009.12.26 Saturday

映画『アンヴィル!夢を諦めきれない男たち 』を 佐藤浩市さんと一緒に観た。

朝、滞在されていたお客様が新たな目的地に旅立たれた。
旅するレストランだから。
その後、ワタシは、食事を準備したりホットカーペットの上にコーヒーをこぼしたり、それを拭いたタオルをティッシュペーパーと一緒のまま洗濯機で回したり、台所のシンクの排水詰まりと格闘したりという、さえない一日。
結局、排水詰まりはホームセンターに行ってワイヤー式の排水管清掃具とパイプスルーみたいなやつを購入。
構造的にワイヤーがとどかないのか排水管清掃具では解決せず、最後にパイプスルーで多少改善。
難しいものです。

夜、家人と映画に行くことにした。
ワタシ的には「2012」や「アバター」あたりのダメそうな映画も観たかったが、家人と一緒なので「なくもんか」を選んだ。念のため、みなみ会館の時間を確認すると、『アンヴィル!夢を諦めきれない男たち 』をやっていることがわかり、急いで映画館に向かった。
窓口でいろいろ手続きをしてから、場内に入り、6〜7人の客が入ったように見えた時、家人が言った。
「あの赤い服のヒト、三國連太郎の息子ちゃう?」
おぁ、後ろ姿で見えないが、上着とか高そうなのが見える。
そうだったら、佐藤浩市さんだよ。
忠臣蔵外伝四谷怪談で高岡早紀の衝撃裸体をいろいろやってたヒトだよ。
太秦でなんか撮ってるんじゃない?
で、すぐに上映開始。
映画は、80年代に人気があったヘビメタバンドが、その後ヒットすること無く今日までしっかりとした職にも付かず、ロックスターを目指してバンドを続けている愛と友情のドキュメンタリー。
なかなか気楽かついいお話で、最後の方では涙が出て来た。
なんだか佐藤浩市さんの出ていた「少年メリケンサック」にずいぶん重なるのではないかなぁ。




上映後、早々に佐藤浩市さん的なヒトは劇場を出て行ったが、随分佐藤浩市さんに似ていた。
実際、95%以上の確率で佐藤浩市さんだと思う。
彼がすぐ横をすれちがい、押井守の年明け公開映画のポスターの横の階段を下り、九条の通りのスーパーの前を横断していく。イメージよりも若干小柄だが、スタイルがものすごく良く、ファッションも見るからに京都駅界隈のひとではなかった。
スターだった。
通行人が少なく、周りの空気までも映画フィルターがかかって見える。
東寺が見えなきゃ、九条じゃないみたいだ。
タクシーを探して立っている佐藤浩市を家人がガン見していて、そっとしておいてあげなよ、と思った。

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おまけ
『忠臣蔵外伝四谷怪談』予告


23:17 | 映画 | - | - | pookmark |
2009.12.26 Saturday

フジファブリックのボーカルの人、鬼籍入り

フジファブリックのボーカルの人が亡くなったニュース。
合掌。

『Strawberry Shortcakes』


パッションフルーツ http://www.youtube.com/watch?v=2SiDcX5ndKU


↑私は『東京炎上』がすごい好きです。

15:14 | - | - | - | pookmark |
2009.12.26 Saturday

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